Dos Personas CD/ドス ペルソナス CD
Dos Personas 1st Album
『Antonio』
新ジャンル「ジャズとポップの狭間」!
Dos Personasはピアノとドラムの二人だけでどこまで広がるか挑戦だ!
オリジナリティ溢れる世界観で物語を奏でる“ドスペル”
第1作目は小さなアリンコ「Antonio」の冒険物語
2015.6.17 ON SALE
¥2,700 (税抜)
VGDBRZ0059
JANコード:4571131981286
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アルバムタイトル曲『Antonio』
Music video Short version
【収録内容】
01. Antonio
/ 8:42
02. Gato Viejo(Old Cat)
/ 4:27
03. Tomatina
/ 6:39
04. Drum Dances Pt1
/ 1:20
05. Drum Dances Pt2
/ 2:56
06. Drum Dances Pt3
/ 3:07
07. Drum Dances Pt4
/ 2:53
08. El Primer Tren (The First Train)
/ 6:50
09. Azul Tormenta (Blue Storm)
/ 3:49
10. Cielo de Verano (Summer Sky)
/ 5:19
Music by
Dos Personas(M01~03、08~10)
John Psathas(M04~07)
『手数王』菅沼孝三氏によるCDレビュー
2014年に結成され、ジャズ・コンテンポラリーのシーンでも注目を集めるデュオユニット
「Dos Personas」。ユニット結成の経緯は、打楽器アンサンブル集団「IZUMO FROGS」5th Concert
“Frogs Duo”に矢野顕太郎が出演する際、ジョン・ササス作曲の「ドラム・ダンス」でピアノパートを
森美夏に依頼したことから始まっている。
森の持つオリジナル曲も矢野の独自の解釈で、さらにサウンドは広がり、リズム的にもスリリングな
ものになった。
数々の音楽キャリアを持つ二人のサウンドは、ユニットとしてはミニマムの2名という編成を、
とうてい感じさせない。音楽の要素としての3本柱「リズム・メロディ・オーケストレーション」を完全に
満たしているのはもちろん、何度聴いても飽きない独自の世界観で
不思議なDosワールドに、どんどん引き込まれていく。
歌のないインストユニット、しかもピアノとドラムセットというアコースティックの楽器を軸に展開される
ナチュラルなサウンドは魅力いっぱい。
時には叙情的に、時にはジャージーに…そしてデュオとは思えないハードで力強いサウンドにノックアウトされる。
あらゆる場面のプレイの中でも常に完成度の高い緻密なサウンドメイキングで、各楽曲の奇想天外なコンセプトを表現。
ちょうど1枚の絵を見たような、1冊の絵本を見たような立体的なイメージが心に残る。
僕が、かねてから見てきた矢野のドラミングは、あらゆるジャンルに対応できるオールラウンドなプレイ。
いろんな音楽に対する造詣の深さと歌心を感じる。
そして、楽曲でのリズム・アレンジだけでなく今作でも繰り広げられるハイパーなドラムソロも魅力の一つだ。
そして、即興演奏から完全に書き譜の超絶なアプローチまで変幻自在にこなす森とのコンビネーションを楽しんでいただきたい。
いよいよ日本が世界に打って出られるユニットの登場だ!
今後のDos Personas活動には目が離せない!